twitterが脳を拡張する 〜僕がtwitterを使うたったひとつの理由
「僕がtwitterを使う5個の理由」という記事で、約3年前の僕のtwitterとの付き合い方を書きました。あれから、twitterユーザも飛躍的に増え、twitterがメディアで取り上げられない日はないというぐらい、注目が集まっています。
ビジネス的な有用性はひとまず置いておいて、約3年前経った今、僕のtwitterとの付き合い方を再び考察してみようと思います。
twitter=「外脳」
約3年前、僕はtwitterを使う理由として、「情報収集の手段」「即答してくれるQ&A」「日々のブーム」「ニュース速報」「イベント情報」という5つを挙げました。いま読み返してみると、あまりうまくまとまっていません。ちょっと恥ずかしい...。
結局のところ、twitterを使う理由は1つしかなくて、それは約3年前の記事の最後のこの1文に集約されています。
私にとって、TwitterのFollowerを増やすことは、自分の脳に周辺機器を拡張するようなイメージですね。 そうやって、周辺機器を増強することによって、自分の情報収集の幅を広げています。 僕がTwitterを使う5個の理由 :: 電網技術者覚書
孫正義氏の言葉で表すと、
それのしても昨夜はTwitterの威力を目の当たりにしました。ふと気になった疑問をつぶやいただけで多くの皆さんから瞬時に答え帰って来た。右脳、左脳の延長として外脳を得た感じですね。 Twitter / @masason
そう、まさに「外脳」。
結局これは前回から変わっていなくて、twitterを使えば使うほど、脳が拡張されていく感覚を覚えます。そして、そのために僕はただひたすらにfollowingを増やしています。
「外脳」を得たことでできること
「外脳」を得たことでできるようになったことは、「情報収集」「セレンディピティ」「Q&A」「ディスカッション」の4つに集約されます。そして、この4つができるおかげで、僕は急成長できていると感じています。
情報収集
即時性の高い情報を得るために、ニュースサイトやRSSがありますが、もっとも早く情報を得られるのは、twitterです。爆発的に広まる情報も、一部の人の琴線にしか触れない情報も、すべてtwitterほど早く流れる場所はありません。
ソースが明らかにされない情報や、信憑性が疑わしい情報も多々あることはもちろん事実ですが、その否定の情報も即座に駆けまわるtwitter上では、それはデメリットになりません。情報というのは少なからず謝りが含まれる可能性を考えた上で受け取るべきものだと思います。それは既存の報道でもしかり。ですから、否定情報が駆けまわる可能性があることがデメリットとはいえないと思いますし、既存の報道は、自らの過ちを認めないことが往々にしてあるわけですから、既存の報道とtwitterのどちらが信憑性があるかなどといった単純比較はできないはずです。
さらにそのデメリットを上回るメリットは、そして、時にいわゆる"報道"よりも早く情報が出まわることです。それこそ、信憑性は疑わしいですが、それはあくまで噂として捉えると、時代の潮流が早く動く昨今、時に非常に有用な情報と化ける可能性も高いと考えられます。
セレンディピティ
twitterは、セレンディピティを強化します。そして、twitter上で出会う情報には思いがけなく有用なものが非常に多いです。ニュース、Webサービス、イベント、そして人との出会い。そのすべてで有用なものを得ることができます。
何故、セレンディピティが強化されるのか。それは、twitterのtimelineに情報が出るために必要なfollowという行為にあるのではないかと考えています。followは自分が興味を持った人に対して行うもの。そして、それが繰り返されることによって(followが増え続けることによって)、自らのtimelineには自分が興味を持っている情報が表出する可能性が非常に高くなります。
そして、それは今現在自分が興味を持っているものだけとは限りません。timelineには、自分の嗜好性がかなり反映されたものになっていくわけですから、そこに自分のアンテナの範囲外にある、自分が興味を湧く可能性が非常に高い情報が流れてくることになるわけです。
twitterがセレンディピティを強化する理由はここにあると考えています。
Q&A
前記同様、timelineには、自分の嗜好性がかなり反映されたものになっているわけですから、Questionを問いかけたら、それに対するAnswerを持っている人物がそのtimeline上にいる可能性が非常に高くなっているわけです。ですので、twitterは非常に精度の高いQ&Aサービスとして利用することもできます。
ディスカッション
人には時間が限られています。すべてを完璧に知ることなど到底出来ず、自分が知らないことなど無限にあるのです。そこでtwitterを使い、僕はその狭い了見も惜しげもなく披露することにしています。twitterの気軽なreply機能のおかげで、それは違うと思った人が意見を投げかけてくれるので、様々な意見/情報を眼にすることができます。
ひとつの事柄もひとつの側面だけで成り立っているわけではない。ひとつの事柄もひとによって捉え方は違う。それを改めて気付かせてくれたのがtwitterでした。
狭い了見を投げかけることのデメリットは、言葉尻だけ捉えて、議論をする気もなく、人を不快にさせることに快感を覚えるような気持ちの悪い人間がいることですね。ただ、それはあくまでレアケースですし、不快なら無視するかブロックすればよいわけですから、そのデメリットを加味したとしても、すべてをtwitterに投げかけるメリットの方が限りなく大きいと思います。
twitterをやることも仕事のうち
よくtwitterやる時間があるなら仕事をしろというのはおかしいという声を耳にしますが、僕はtwitterをやる時間もないやつは仕事が出来ないと思っています。twitterをやる時間というのは、完全に隙間時間です。ちょっと一息をつくときとか、移動時間とか、トイレに行った時とか...。コミュニケーションツールでありながら「呟き」というスタンスから、常に目にし続けるものではなく、隙間時間にやるものなのです。その時間のコントロールができるのであれば、twitterをやる時間なんて無限にあるのです。
そして、twitterは僕にとって「外脳」ですから、twitterをやることも仕事のうちなのです。自らを高めるため、人との繋がりを保つため、そして、仕事の精度を高めるために、僕にはtwitterが必要不可欠となってきています。







