他人のコンテンツを使って金を稼ぐのはいいが、なりすましはよくない

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先日の話になりますが、TechCrunchの日本語版の公式を装い、RSSをフィードしつつアフィリエイトリンクを仕込むという手口の非公式アカウントが、TechCrunchの中の人によって発見され、Social Powerでスパム報告をした結果、削除されるということがありました。(現在は再び復活し、活動を再開しています)

経緯

TechCrunchのなかの人(@kigoyama)がなりすましアカウントにフォローされたことが発端でした。

ちょwwww @tech_crunch_jp にフォローされたwwwww @kigoyama

このポストがRTされ、TechCrunch Loverな皆さんがスパム報告をしまくった結果、見事に削除されるに至りました。

それと同時進行で、僕のRTを見た@thinkeroidさんが、色々と情報共有をしてくれた結果、

TCjp偽アカウントの件は、偽RSS配信をみつけたのは@kigoyamaさんで、偽物をまとめていたのは@marianna_aveさんで(http://bit.ly/aDQf8u)、アフィスパムと指摘したのは@thinkeroidさんで、僕は情報を集約したに過ぎないのです。 @wildwell

と、相成ったというわけです。

他人のコンテンツを使って金を稼ぐのはいいが、なりすましはよくない

他人のコンテンツを使って金を稼ぐ行為は、Web上では否定されていないと考えていますし、僕も否定するつもりはありません。そっくりそのまま使う行為は否定されるべきではありますが、ユーザにとって有用な"編集"を行うことで、付加価値を提供し、その付加価値に対する対価を得るというのは、(法律がどう規定しているのであれ)Webの文化として既に認められている行為だと思うからです。

その典型例はGoogleです。企業だけでなく、一般ユーザが作ったコンテンツをクロールし、検索と検索結果という、有用な編集を行うことでユーザに価値を提供し、その対価として広告掲載を行っています。

twitterのRSS botもこれに則って考えれば、その有用性を否定することはできないと思います。RSSを利用していないWebサイトもあれば、RSSがあったとしてもtweetしていないWebサイトもある。そんななかで、twitterへbotとしてtweetする行為は、上記した"有用な編集"にあたるのではないでしょうか。

しかし今回問題なのは、やはり"なりすまし"ということにあります。まるで公式がやっているようにポストしておきながら、広告であることを明示せずに、アフィリエイトリンクをtweetしている。かなり悪質であることは確かです。

今回はただのアフィリエイトリンクのようですが、これが悪質なリンクだった場合、被害は甚大です。ソース元であるTechCrunchの風評被害につながることは目に見えています。他社のコンテンツを利用する以上、敬意を表し、迷惑をかけることのないように十分注意すべきというのは最低限のマナーと言ってもいいでしょう。

僕も非公式botを実験的に作っているので(@nakagawashoichi)、その辺は十分留意して取り組んでいきたいと思います。