【WISH2009】こくばん.in「低年齢層ユーザ主体のUGC運営について」
ウェブの未来を担う可能性を発掘・共有・応援する「WISH2009」、2番目のプレゼンは、黒板インターフェースで落書きを共有するコミュニティ「こくばん.in」より、「低年齢層ユーザ主体のUGC運営について」でした。
内容
- スピーカー:代表 宗原吉則
- こくばんinとは
- 黒板風お絵かきサービス
- 絵が苦手な人でもお絵かきが楽しめる
- スケッチブックも提供 2009/4〜
- 2008年2月リリース、6月会員登録開始
- 会員数6万人、アクティブユーザの半数が小中学生
- 運営にあたってのキーワード
- マナーの啓蒙
- 閉鎖的コミュニケーションの排除
- 利己を利他に
- 低年齢層の特徴
- マナーをあまり知らない
- マナーを学ぶ機会をサービス内に
- 運営が自ら手書きでマナーについて投稿
- 友達関係を重視する
- 友達を募集/申請する条件に、マナーに関するクイズを用意、全問正解しないと使えないようにした
- マナーについて理解して初めて、友達機能を利用できるようになる
- あくまで拡張機能なので、使えなくても困らない
- 友達限定○○がない
- 閉鎖的なコミュニケーションの排除
- 利己的な行動に走りやすい
- 利己を利他に
- 自動お布施コメント
- 投稿作品への感想コメントはポイント消費制
- ポイントの一部が自動的に投稿者にポイント
- 批判コメントも投稿者にポイントが入ることで利他的になる
- 絵日記ポチコメ
- ボタンを押すだけで、一定確立でポイントを入手
- 多くがポイント目的だが、投稿者からは反応が返ってきて嬉しい
- コメント上でのノーマナーコメントがほぼなくなった
- こくばんinで、マナーを覚えたといってもらいたい
- マナーをあまり知らない
- 今後の展開
- リアルタイムコミュニケーションの拡大
- 入力デバイスの拡充
- Nintendo DS「こくばんin DS」開発中
- 8~9割がた完成
(※ 当日のプレゼン内容そのままではなく、一部補足として追記している部分もあります。)
コメント
タモリや椎名林檎の似顔絵、杏仁豆腐など、驚愕的な絵師の作品を目にしていて、サービスが盛り上がっていることは知っていましたし、去年の8月に株式会社化したニュースも目にしていましたが、ここまで低年齢層にハマるサービスだったとは知りませんでした。
とはいえ、うごメモはてなでの低年齢層の盛り上がりを見れば、こういったサービスがハマるというのも分からなくはないですね。見た目に分かりやすい"絵"を仲介として、他人から評価を受け、それがコミュニケーションに繋がるというのが、受けたのではないでしょうか。
今回のプレゼンでは、サービスの紹介というよりも、そこで貯めた低年齢層向けWebサービス運営のノウハウの一部を紹介していました。上記したように、低年齢層に向けたWebサービスを運営するにあたって、どのように考えればいいか、どのように伝えれば良いか、非常に勉強になりました。
ただ、低年齢層に特化したサービスを広告モデルのみでまわすというのは、低年齢層が可処分所得をほとんど持っていないという事実から鑑みても、非常に難しいことであり、DSへの展開も含め、今後どのようにサービスを展開していくのか、気になるところです。







