「Think the Earth アースコミュニケーション 〜伝える・繋げる・広げるチカラ〜 第1回 広報・広告の視点から」に参加しました
9月26日に、Think the Earth主催のセミナー、「Think the Earth アースコミュニケーション 〜伝える・繋げる・広げるチカラ〜 第1回 広報・広告の視点から」に参加しました。
スピーカーは電通でエグゼクティブ・プランニング・ディレクターを務める白土謙二さんで、企業のCSRコミュニケーションや、NPOの広報などにおいて、その活動を「伝える・繋げる・広げる」ために、どのようなポイントが大切なのか、具体的なノウハウをお話しになるとのことでした。
内容
はじめに
- Think the Earthについて
- アースコミュニケーション 〜伝える・繋げる・広げるチカラ〜
- 伝えていく力をテーマに全4回
広報・広告の視点から
- メッセージを伝えても受け手が記憶する義務はない
- 「見てくれない、聞いてくれない、わかってくれない、知ってくれない」と思って作らなければならない
- 情報を圧縮と切り捨て
- マスメディアは単純かして伝える
- 広告・広報=成約と戦うゲーム
- 広告は恋愛と同じ
- 多面体として存在するモノのいいところだけ見せようとする
- 洋服の購入・試着→自分の伝えたいイメージを表現する
- 洋服=キャッチコピー
- 人は生きているなかで、広告行為をくりかえしている
- 広告制作者に必要なことは、生活者の視点で商品を見ることが大切
- 消費しない理由の推測
- 本質的な価値(=買う理由)を探る
- 今の商品は選ぶ理由が説明しづらい=技術の平滑化
- 差異化、違い
- 広告メッセージの裏を読める人が増えている
- 広告を作る能力は、マーケティング(論理)とクリエイティブ(感覚)
- 誰に/何を、What to say
- コンセプト、メッセージ、タグライン
- How to say
- check
- 本当に伝えられているか
- ライバルと差異化されているか
- マーケティング=人と同じ事を感じる能力
- クリエイティブ=人と違う事を思いつく能力
- メルセデス vs BMW
- ポラロイドカメラを200台用意して、それぞれのユーザに車の写真をとってもらった
- BMWユーザは、車のドアップ=車が大好き
- メルセデスユーザは、車と大きな門や犬など=金持ちアピール・ステータス
- アカウントプランニング、自らの価値を探す
- クリエイティブの才能は作る事ではなく、作る方法を見つける事
- クリエイティブ=言葉+映像+音楽、それしか表現の方法はない
- 文科省の画一的教育
- 秋山晶氏、村上春樹が好き→擬人法を多様しているから
- 印象深くするためには擬人法は必要
- だけどみんな使っていない、使うと先生に怒られてきたから
- パナソニック vs ソニー
- パナソニックはイコライザーについて強い
- ソニーはそれがない、弱み→だからそのステージで戦うのをやめた
- プレゼンはすばらしいものが多い
- だけど、一部の関係者しか見ることができない
- 結論が1行で言える必要がある
- パンフレット作成
- それは何分で読めるか
- 時間軸のデザインが必要
- 漢字の含有率を減らす
- 活動も大切→「知らせる」ことも同様に大切
- 映像のチカラは強い、人の認知の90%が音と映像
- 20c:大量生産→消費→廃棄、21c:「適切な」
- 広告力、商品力、統合的営業力、ブランド力、事業構想力、戦略広報力
- 従来の4P(Product、Price、Place、Promotion)+Philosophy(経営理念・企業哲学)、Public Relations(戦略営業)
- Visionary Company
- 2005年から日本はCSRバブル
- 増収増益から、減収増益へ
- ISO26000
- forecasting手法、backcasting手法
- 欧:政府◎ 企業△ 市民○、日:政府○ 企業◎ 市民△、米:政府△ 企業○ 市民◎
- 未来経営ビジョン
- トヨタ「Harmonious Growth」
- GE「Green is green」
- IKEA「Natural Step International」
- WalMart「Save money, Live better」
- 新しい社会を動かす鍵はマルチステークホルダーアプローチ
- ソーシャルコーディネーター
- オープン・フラット・ネットワーク
- CSRのC=Corporate、College、Consumer
- ジャンルを確信するのは素人である、それを完成させるのは玄人である
まとめ
今回のセミナーは急遽行けなくなった知人の代理で参加しました。
今回の内容は、広報・広告と銘打たれていますが、「伝える力」という意味では、Webサイトの制作にも必要な視点ですね。Webサイト(特にコーポレートサイト)も広告の一種と言えます。
インタラクティブなWebサイトの構築やWebマーケティングを実施するときには、Philosophy(経営理念・企業哲学)をベースにすることは非常に重要な事で、それをPublic Relations(戦略営業)を持ってして伝える事はさらに重要な事だと思います。
人の心に思いを伝えるのは、やはり「心」が大切だと思います。普通のコミュニケーションと同じですよね。
企業にとっての「心」は、Philosophyのことで、それをベースにすることで、生活者とコミュニケーションが円滑になると思います。
現に、Webマーケティングで成功している企業を見ると、「テクニック」だけが成功要因ではなく(もちろん大切だとは思いますが)、コミュニケーションに「心」をこめることに重点を置いていることが、大きな成功要因にあたるのではないでしょうか。
また、セミナー後の懇談会では、またしても人見知り全開でしたが、色々な人に話しかけていただき、すごく楽しかったです。
業種が特定されないセミナーでは、様々な分野で活躍されている方が参加されており、非常にいい刺激を受けることができました。
どうしても普段見聞きしている分野に知識や見聞は偏ってしまうので、たまにはこういったセミナーに参加するのもいいものです。
次回も都合がつけば、ぜひ参加したいと思います。







